パソコンページを表示
スマホページを表示

村長年頭のごあいさつ

村長年頭のごあいさつ

2017年1月1日

木島平村長

村長あいさつ

 

 

木島平村長 日䑓 正博

 

 

「平成29年」 年頭のご挨拶

飛躍の年に

 

 あけましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、清々しい新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 さて、平成28年は、県道飯山野沢温泉線戸那子バイパス、国道403号「おちあい橋」竣工、そして米・食味分析鑑定コンクール国際大会では9年連続入賞、8年連続金賞受賞というような嬉しいニュースが数多くありました。
 また全国では多くの自治体が地方創生に取り組んだ年でした。日本の人口減少が顕著になり、少子・高齢化が一段と加速していく中で、活力ある日本を再生するためには、地方の創生は欠かせません。子育て環境の整っていない都市への若者の集中は、日本の少子化と人口減少を加速させます。そのためには、若者が安心して定住できる地方の活性化が必要だということです。木島平村にとっても地方創生元年ともいうべき年であり、様々な取り組みをしました。
 主には村にある資源を有効に活用し、産業振興や若者定住に結びつける取り組みです。何が資源か。一つは増加し続ける遊休荒廃農地です。米のブランド化により水田の遊休化には一定の歯止めがかかっています。しかし、手の掛かる畑地については荒廃が進んでいます。それを資源として活用するために昨年から取り組んでいるのがソバの生産振興です。荒廃農地対策から特産品開発にもつなげたいと考え、製粉設備を整備し、今後、麺などの加工品にもつなげていく計画です。昨年は約27ヘクタールの作付けでしたが今年は更に増やす予定です。ソバを通して姉妹都市調布市との新たな交流も生まれました。
 もう一つの資源は「山」です。昨年「山の日」が制定されたことを契機に、カヤの平高原と高社山を新たな観光資源として活用したいと取り組んでいます。カヤの平高原から切明温泉への高原シャトル便、高社山への遊歩道整備などです。カヤの平高原を新幹線飯山駅から志賀高原、上の平高原、秋山郷への玄関口として誘客を強化します。また高社山は、元々信仰の山として親しまれてきた山であり、もっと多くの皆さんに気軽に登って頂くことで、春から秋にかけての滞在型観光の目玉になると考えます。
 そして今後、新たな資源となるのが「空き家」です。昨年から空き家所有者への意向調査などを行い、移住定住などに結び付けていきたいと考えています。
 まだまだ村の中には、活かしきれていない、価値に気づいていない資源が数多くあると思います。それらの資源を掘り起こし、磨きをかけ、産業振興や若者定住に結び付けていくのが地方創生です。
 「創発」という言葉があります。元々の意味は、一つ一つの物体が合わさると本来の性質と異なる新たな性質を生み出すという科学の専門用語だそうです。炭素、窒素、酸素と言った無機質の集合体が細胞を作り、その細胞が集まって想像力を持つ人になる。人でいえば、一人ひとりの個性を生かし、協力すれば、単に力を足しただけでなく、別次元の大きな力を発揮できるということになります。人も貴重な資源として育てる必要があります。また、「創発」という言葉に違う意味も加えたいと思います。それは「創造」と「発信」です。木島平村には、豊かな自然や農村景観、農産物にスキー場や温泉、そして人情と言った数多くの魅力があります。その魅力を高めると同時に、宝の持ち腐れとならないよう世界に発信しなければならないと考えます。
 人口が減少していく中でも、村民福祉の維持向上のためには生活に欠かせない公共施設の維持管理が必要です。そのためには既存の施策や施設を見直し、節約できるところは節約し、必要なところには投資をする、その取捨選択が大事になります。懸案となっている役場庁舎の建て替えについては、平成28年度中に基本的な考え方を村民の皆様にお示しし、平成29年度には基本設計を行いたいと考えています。公共施設以外にもスキーリフトなど、今後多額の投資を必要とする事業が数多くありますが、財源の確保などに努め、次世代に負担を残さないよう努めてまいります。
 木島平村を若い皆さんが住み続けたい村、村外からも住んでみたい村にするためには、福祉の充実や子育て環境、仕事環境、住宅環境など整備しなければならないことが数多くあります。一層のご支援をお願い申し上げます。
 酉年は飛躍の年と言われます。木島平村のさらなる飛躍を誓い、村民各位のご健勝、ご発展を祈念し年頭のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いします 

 

 

「平成28年」 年頭のご挨拶     

 

 明けましておめでとうございます。今年の年明けは、非常に穏やかな気候でした。同時にスキー場をはじめ、雪を生活の糧としている皆さんには、この先も雪不足が懸念される年明けとなりました。 
 平成27年は、木島平村が誕生し60周年の節目の年であり、様々な記念事業に積極的にご参加、ご協力いただき、深く感謝申し上げます。また、昨年は、計画づくりの年でもありました。この先10年間の村の指針となる第6次総合振興計画には、村全体の事業や施策の他、各区の地区づくり計画、村民提案の村づくり計画が盛り込まれています。これを着実に実行していくためには、財源の確保が必要です。そこで、財源の見通しを立てるため、将来大きな投資が必要となる道路や水路、学校、上下水道などの公共施設維持管理計画、また、スキー場や馬曲温泉といった観光施設の将来的な検討を同時に進めています。また全国的な取り組みとして地方創生の計画づくりを進めています。具体的には、全国の自治体が西暦2060年の人口目標を定め、その目標達成に必要な総合戦略を策定し、実行していくというものです。
 日本全体では、目標人口を1億人程度とし、都市への人口集中を是正し、若者の就労、結婚、子育て環境の充実により出生率を1・8程度にするとしています。長野県では、目標人口を161万人、出生率を2・07としています。村では、目標人口を3000人としています。目標が低いと思われるかもしれませんが、そのためには移住定住を促進しながら、出生率を2・1(現在1・47)にする必要があります。もし仮に何も対策を取らない場合は2300人と推計されています。現在のほぼ半分、しかも高齢化率は40%以上です。総合戦略では、この先5年間の具体的な目標と事業を策定しています。
 総合振興計画、地方総合戦略とも大きな柱になっているのは、「少子化対策」、「高齢化対策」、そして「若者が移住定住するための産業振興」です。少子化対策として、昨年保育園料を第3子無料にしました。厳しい財政状況ですが、今後とも産み、育てる環境の充実に努め、若い皆さんが暮らしやすい村づくりを進めてまいります。
 また高齢化が進行する中、お年寄りの皆さんができるだけ外に出る機会を増やし、健康に暮らせるようにとデマンドバスの利用料を見直しましたが、今後は、憩いの場や生き甲斐づくりで身も心も健康な暮らしをと考えています。
 産業面では、高齢化等により農家数の減少が進んでいますが、農業が村の柱であることは変わりません。米食味分析鑑定コンクール:国際大会で8年連続金賞・特別優秀賞を得るなど確実に木島平米の評価は高まっています。この評価を更に高め米は勿論、アスパラガスやズッキーニ、きのこなどを木島平ブランドとして収入増加につなげていきます。
 また遊休荒廃地の増加対策として、そばの作付けを増やし、生産から加工、販売までを農業振興公社が担う体制を整備していきます。 
 観光面では、昨年末からの雪不足でスキー観光が大きなダメージを受けています。既存の観光施設の魅力を高めながら夏場の観光資源の開発により、通年観光を目指します。特にこれからは「山」が注目されます。カヤの平や高社山などを観光収入に結び付けていく必要があります。
 今、日本の社会では格差が拡大し、その原因は都市への人口集中だと言われます。非正規雇用が増加し、労働者の収入が減っているのに、都市では土地や家賃が高く、若者が働こうにも保育園や幼稚園の待機児童が多く働けない。高度成長時代には、いち早く情報や流行を取り入れることができる都市は地方の憧れであり、多くの若者が引き寄せられました。しかし、情報手段や交通機関が発達した現在、当時ほど生活に格差はありません。地方では、高収
入の仕事は少ないかもしれませんが、土地や家賃が安く、農地があれば自分で育てた農産物を手に入れることもできます。そこで地方への移住希望が多くなっています。今後、従来の産業以外にも若者を受け入れる産業の育成や増加し続ける空き家の流動化などが必要です。
 地方創生は、地方だけの問題ではなく、地方の元気は、都市の活性化につながります。ただ補助金だよりの新たな取り組みは諸刃の剣です。財源を投入した事業が成功すれば活力につながり、失敗すれば疲弊します。従来のように村が直接施設を整備し、事業を行うことは難しくなっています。
 平成28年は、総合戦略を実行する、いわば木島平村創生元年ですが、いかに少ない財源で効果的な事業を起こすかに掛かっていると言えます。これから役場庁舎等の整備や各地区の集会施設の耐震化など人口が減り、高齢化していく中でも必要な施策を進めていくには、これまでの施策を見直し、限られた財源を真に必要な施策に集中する必要があります。村民の皆さんには、是非ご理解いただきますようお願い申し上げます。
 最後に、村民の皆様のご健勝、ご発展を祈念し、年頭の挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いします

 


 

 

お問い合わせ

総務課
政策情報係
電話:0269-82-3111

ページの先頭へ