名水龍興寺清水

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信州の名水・村文化財指定
龍興寺清水

 龍興寺清水は木島平村内山地区の公民館の横(穂高1282‐4)に湧き出る清水で、かつてこの地にあったお寺の名から、龍興寺清水と呼ばれ周囲の住民達により大切に守られてきました。寛文元年(1661年)萩原喜右エ門がこの清水を利用し紙すきをはじめ、「内山和紙」として広く知られるようになりました。以来この地方の一大産業として昭和初期までコウゾやノリウツギを原料とした内山和紙が作られてきましたが、パルプを使った製紙業におされ衰退していきました。
 現在は内山和紙体験の家で、紙すきの工程や手法を受け継ぐとともに、はがきやうちわなどの製作を体験することができます。
 〜龍興寺清水縁起〜
 龍興寺は治承年間に虎室と見竜によって南隣泉家敷に創建された古刹である。
 正応2年、明窓寒(撤)住職が撤通大禅師を招いて座禅供養会を催したとき、1人の美女が来て「某にも戒法を授けたまえ。我は居多ヶ浜人なり。」と名のり、戒行に加わる。
 7日の戒行を終えて、美女の云うに「某は居多明神なり、戒法を授けていただいたお礼に霊泉を献ずる。」と告げいずれかに立ち去った。姿が消えるとこの地に冷水が湧き出でた。
 村人はこれぞ霊徳と感じ「龍興寺清水」と名づけ大切に守り続けて来た。(伝承)

 その後、大干魃のときにも涸れることなく湧き続ける清水に村人は居多明神の霊徳を感じ、明治33年夏、泉の辺りに居多明神と弁財天の両尊を勧請して祠を建立した。



▲徒歩1分の場所に立つ内山和紙体験の家。予約により紙すき体験ができます。 ▲体験施設の他、内山和紙による作品が展示販売されています。
 その水質の良さは万人の認めるところであり、現在も豊かな湧水をたたえる龍興寺清水は、地元住民や観光客ののどを潤し続けています。
 この地にお立ち寄りの際はぜひ一度、龍興寺清水をお試しください。
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