根塚遺跡

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根 塚 遺 跡

 根塚遺跡は馬曲川肩状地扇端に位置する根塚丘陵(東西
105m・南北58m・丘頂標高329.66m)にあります。平成8年の大塚沖再基盤整備事業(ほ場整備)の際に、田園地帯の中にある丘陵から弥生時代終末期の鉄剣が出土。同年この土地を村で買い上げ、遺跡の全容を解明するため、大規模な発掘調査が行われました。
 調査の結果、この遺跡は縄文時代・弥生時代・古墳時代・平安時代・中世にわたる複合遺跡であり、その中心が弥生時代であることが判明。平成九年には、県内でも類例の少ない中世鍛冶炉が発見され、平成
10年には「大」の文字が記された刻書土器が発見されました。
▲のどかな田んぼ中から、歴史的な発見が!
主 な 遺 構

           ■円形墳丘墓・木棺墓(7基)・集石墓(3基)〈弥生時代〉

           ■方形周溝墓・割竹形木棺墓(2基)〈古墳時代〉

           ■住居址(3軒)・掘立柱建物址(1基)〈平安時代〉

           ■鍛冶炉址と付随建物址〈中世〉

主 な 遺 物

■土器(壺、高杯、鉢など)
‥弥生時代後期箱清水期のものが大量に発見されました。千曲川流域の土器の特徴である赤色塗彩の特徴が見られます。その筆順から、朝鮮半島との関連を示す資料として話題を呼んだ「大」と記された刻書土器(
3点)もここに含まれています。

▲「大」の文字が記された刻書土器

鉄剣
‥発見された鉄剣は3振り。弥生時代終末期の鉄剣としては日本最大。1号剣は長さ
56cm、幅3cm、厚さ0.8?、2号剣は長さ74cm、幅3.5cm、厚さ1cm3号剣は長さ47cm、厚さ0.7cm、幅3.3cm1号剣と3号剣は実用剣で、2号剣は儀礼剣と考えられています。2号剣には柄頭に1か所、柄尻に2か所の渦巻文装飾が施されており、装飾の渦巻文は朝鮮半島南部の伽耶地方独特のものということで、木島平村と伽耶との日本海ルートを通じた直接交流をも示唆しています。
 また、これだけの長剣をもちえた人物は、相当の地位があり、かつて木島平村にその人物を頂点とした地域的な政治集団が存在したことが想像されます。
▲渦巻文の装飾が施された2号鉄剣

■装身具
‥装身具は勾玉(全長
4cmL字型に湾曲しており翡翠製)、管玉(76点、うち75点が細型で碧玉44、鉄石瑛31)、ガラス小玉(185点、色調はブルー系主体であるが、産地については不明)。
木島平村教育委員会社会教育係
電話 0269(82)2350



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